【まとめ】開業に前後して仙台市の「特定創業支援等事業」の支援を受けてみた。

経営

各市町村の実施する「特定創業支援等事業(無料)」を利用しよう

中小企業庁(経済産業省)の計画のもと、全国の市町村で実施している起業のための支援事業。それが特定創業支援等事業です。開業を計画中、もしくは開業したばかりの事業者は、これを利用しておくと多々のメリットがあるため、個人的にはとりあえず受けておいた方が良いと思います。

宮城県は全市町村で実施しているが、仙台市が最も便利

基本的に、事業を起こそうとしている地域・市町村で支援を受けることになりますが、市町村ごとに支援を受けられる施設やカリキュラムの数が違います。一年を通じてOKな市町村もあれば、実施時期や日時が限定的で、一年に一回しか開催されない場合もあれば、研修やセミナーの日時がガチガチに決まっている場合もあります。

宮城県での場合は、やはり仙台市がもっとも該当の施設やカリキュラムが多く、支援を受けやすいかと思います。現住所での支援事業の実施状況を調べて、運良く日時の都合が合わない場合は、仙台市内に安価な事業所を設ける等の工夫をして、支援を受けると良いかもしれません。私はそうしました。

参考URL:中小企業庁「産業競争力強化法に基づく認定を受けた 市区町村別の創業支援等事業計画の概要

こちらで各市町村での実施状況などが記載されていました。

特定の事業所で開業に関する無料セミナー等を受けよう

さて実際には、市町村からの委託を受けた起業支援を行っている団体で、無料セミナーなどを受ける事になります。期間として1ヶ月以上、計4回以上の受講が目安のようです。

最有力候補は地元の商工会、商工会議所になると思いますが、仙台市の場合は他にもいくつかの選択肢があります。ただし、事業所によってはすでに該当のセミナーを終了している場合もあるので、ウェブサイトだけでなく電話でも確認しておくことをお勧めします。実際に私が仙台市のいくつかの事業所に確認した所、すでに終了している所が何箇所かありました。

参考URL:仙台市「特定創業支援事業の支援を受けたことの証明書の発行について

こちらで仙台市での支援実施団体と連絡先などが確認できました。

支援を受け終わったら市町村に証明書の発行申請をしよう

約一ヶ月間のセミナーが終了しましたら、自分で各市町村に「支援を受けたから証明書を発行して」という申込みをします。セミナー終了と同時に、開催した団体から修了証のようなものを貰える場合もあるようですが、それとは別になるので、注意が必要です。

後々、複数部数必要になるケースもあるので、2~3部申請しておくと良いかと思います。交付申請書の書式は、先程紹介した仙台市のページからダウンロードできます。

証明書があれば様々なメリットがある

この証明書があれば、いくつかのメリットがあります。上記の仙台市のページにほとんど書いてあるのですが、かいつまんで抜粋すると…

  • 法人化する際の手続き費用が割安になる。(ただし証明書の有効期限内)
  • 政策金融公庫からの融資が受けやすくなる
  • 小規模事業者持続化補助金「創業枠」の申請資格を得られる

それほど派手な効果は無いかもしれませんが、やって損は無いです。

起業セミナー自体にも受ける意義はある

単なる手続きとして創業支援の講義やセミナーを受ける方もいるかとは思いますが、私の場合は改めて起業に必要な様々な知識を確認したり、事業理念を考え直したりするのに、非常に良い機会になりました。事業のスタートアップはどうしても一人で活動するのが基本ですから、他者視点や、論理建てての解説はうまく使えば道を間違えないための強い味方になるかと思います。

お互いがんばりましょう

この記事をご覧になっている方の多くは、事業化・起業家の方だと思います。私もまた一人の零細起業家ですので、これをスタートとして今後も精進を続けたいと思います。時勢がら大変な事も多いですが、こうして応援してくれる人や制度を励みにしつつ、お互い経済活動を行って日本の景気回復に貢献していければ幸いです。