リモートワークでやる気を出す3つの科学的根拠のある方法

リモーt-ワークでやる気が出ない時は ハウツー

仕事に限らず、学業やスポーツ、趣味、はては日常生活においても、モチベーション管理はとても重要です。ここでは、過去24年のキャリア全てが「自営業」または「経営者」で、リモートワーク同然だった私が、無理なく実施できるように採用してきた3つの方法を紹介します。

根性論ではなく科学的な方法を優先的に考えて実践していますが、あくまで自分用のやり方なので、皆さんにとって合っている方法がまた別にあるとは思います。せめて1つの参考にして頂ければと思います。

1,朝起きて5分ほど外に出る用事を作る

やる気物質の「セロトニン」は、朝に覚醒したあと、日光を浴びることで多く分泌されるそうです。しかし用もなく外に出よう!と思っても習慣にはならないので、毎日のゴミ出しや、庭の草木への水やりを、家族の役割分担の中で、自分の担当にさせてもらっています。

自分はかなりのオッサンなので、目が覚めた時には既に身体が鉛のように重いのですが、涼しい風に当たると、なんとなーく身体が軽くなった気がします。そう信じ込む事で効果が出る「プラセボ効果」かもしれませんが、それはそれで効果があるなら願ったり叶ったりです。

朝がもっとも効果が高いですが、日中でも気晴らしに外に出るのは有効です。

3,非常に簡単な”単純作業”をストックしておく。

一見矛盾していますが、物事をやり始めると脳内に”やる気物質”である「ドーパミン」が分泌され、やる気が促進されます。そのため自分は、簡単で手を出しやすい作業をいくつかキープしておき、しかも手が出やすいようにあらかじめ準備だけしておきます。
とにかく少しでも何か手を付ければ、そのまま作業を続けられる「作業興奮」状態になるようです。

例)

  • 掃除を始めやすいよう、ホウキを自分の席の近くに置いておく。
  • 新品の領収書の冊子と、事業所の横版スタンプを出しておく。
  • 車の助手席に、急ぎでは無い郵便物を置いておく。
  • 新しいブログ記事の見出しだけ作って下書き保存しておく。
  • あとで空きダンボールを畳むため、一箇所に集めておく。

これらの作業は横道にそれるようではありますが、いったん止まってしまった自転車の重いペダルを再び回すための、軽いギアのようなものだと考えています。

3,声に出す。

大声を出すことで興奮物質の「アドレナリン」が分泌されますし、場合によっては自己暗示の効果もあります。「さーやるぞ!」と大きな声を出したり、一人で車を運転している移動中は好きなうたを歌ったりする(明るい曲とは限らない)など、声出しできるチャンスにはどんどん声を出しています。

ただしあまり大きすぎる声量だったり、エキセントリックな台詞や歌を他人に聞かれてしまうと「あのひとはヤバいのでは?」と客観的な評価がダダ下がりしてしまうので、あくまで不自然でない内容、迷惑にならない自分一人だけで出来る環境が重要かな、と思います。

会社に強要されて大声出す場合は、なんかちょっと違う気がします。

次点:飲み物はノンシュガーで

糖分の取りすぎは、やる気物質の分泌を妨げ、また眠気や倦怠感の元になりやすいです。お菓子や糖分の含まれた飲料は、仕事中には基本的に避けたい所です。

自分の場合は、ノンシュガーのコーラを愛用しています。さらにカフェインゼロのノンカフェインコーラも存在しますが、長期的な影響はともかく、短期的にはカフェインが脳に刺激を与えて覚醒させてくれるので、ノンシュガー・カフェイン入りコーラを定期的に購入しています。

まとめ買いで一本あたりの単価を抑えたい

最後に・根性論や精神論に頼らない。やる気には「根拠」が必要

個人的には「やる気」つまりモチベーションの管理とは、技術や環境整備で管理すべきものだと思います。考え方としては、体調管理と似ていると思います。

例えば、非常に不健康な生活や勤務環境なのに「気合や根性があれば病気になどならん!」「気が緩んでいるから風邪を引くのだ!」という精神論に頼るのは、非常に非合理的、非人間的なことです。「私が丈夫じゃないのが悪いんだ…」と自分自身を責める場合も、同じく非合理的です。

そういった身体的な体調と同じく、心理的な「モチベーション」の管理についても、根性論とは線を引いて考えた方が、私の経験上うまく行きやすいです。「真っ当な人間ならやる気なんて心の底からドクドク湧いてくるもの」という思い込みは、事実とは異なる、意味が無い、ナンセンスな考え方だと思います。

読者の方の中には「いやいや、俺は何も努力や小細工をしなくてもバリバリやる気があるぞ!」とおっしゃる元気な方もいるでしょうが、それはそれで「若い時に鍛えた頑健な肉体」や「そもそも若い」「自分が働くとダイレクトに金銭的評価が返ってくる環境」など、やる気が出る「理由」が備わっているはずです。それは幸運なことですが、世の中の全員が同じ立場、同じ人生ではありませんので、人それぞれ自分の理由を見つけていくことが大事です。

ことほどさように、人間が気持ちよく働くには、環境が重要です。心身ともに健康であること、努力がきちんと報われる環境であること、理不尽や不公平がきちんと是正されること、などなど、やる気を出すためには『やる気が出る理由』が必要だということは、組織の管理する側の立場の人間も、管理される側の人間も、共通して持っているべき認識ではないでしょうか。

今回の記事では、大きな部分には手を付けられない代わりに、小技としてのテクニックを紹介しました。またいずれ、別の切り口で、より根本的な対策についても書いていきたいです。